革修理｜長野県松本市の革修理なら革研究所 長野店

 

ソファー修理、ブランドバッグ修理・革財布修理の革研究所長野店です！

さて、本日はパンプスのカラーチェンジの事例をご紹介いたします。

 

『まだキレイな靴だけど、色味が古臭い・・・』

『履き慣れて気に入っている靴だからこそ、これからも履きたいと思える色にしたい！』

『革靴に汚れやキズがあってもキレイになる？』

 

目次

 

今回はカラーチェンジのご依頼ですが、革研究所長野店の施工はただ単に色を変えるだけではなく、スレキズの補修・オイル保湿も含めたトータルケア。

見た目の印象だけでなく、この先もずっと使い続けたいと思う仕上がりとなるよう、ひとつひとつ心を込めて施工させていただきます。

 

1. クリーニング

まずは、クリーニングを行います。クリーナーを塗布し、柔らかいブラシで表面の汚れを掻き出していきます。ここでしっかりと汚れを落とし下地を作っておくことは、最終的な仕上がりにも大きく影響するため、初めの重要な工程でもあります。革の油分や汚れが残っていると、後々塗装剥がれが起こる原因にも繋がるため、丁寧に作業を行っていきます。

 

2. キズ補修・研磨作業

汚れが綺麗になったら、次はキズの補修です。画像でもお分かりの通り、靴のつま先部分というのは傷がつきやすいものです。しっかりと補修剤でキズ埋めをし、研磨をすることで土台となる下地を整えていきます。

 

3. 染色(1回目)

それでは染めの工程に入ります。今回はブルーにカラーチェンジです。まずは染料を使って、もともとの革自体を染めていきます。はじめに染料で染めておくことで、新しくキズがついた際に元の色が出てしまうのを防ぐこともできます。

 

染色(2回目)・色止め・艶調整

染料での染色が終わったら、ブルーの顔料を使い2度目の染色工程です。

ご希望のお色については、事前にカラーサンプルをご用意いただけると、確実でスムーズに進めることができます。スマートフォンの画像などは、端末によって色の見え方が異なることがあります。折り紙等でも構いませんので、できる限り実物の色見本をご用意いただくと確実です。

 

２回目の染色まで完了した後は色止めの工程です。またここでは色止めを行うと同時に、表面の艶感の調整もおこないます。艶感は見た目の印象にも大きく影響するため、お客様のご希望の艶感に仕上げていきます。今回は自然な艶感に仕上げました。

 

最終仕上げ

全ての工程の最後に、さらに質感をよくするための仕上げを施し、施工完了です。

 

【After】カラーチェンジ完了後のパンプス

 

それでは、施工完了後のパンプスのお写真をご覧ください！

 

いかがでしょうか。

つま先のキズの箇所も綺麗にお色が入り、深みのある上品なブルーに染め上がりました！大人っぽい印象に変わりこれからもまだまだお使いいただけるかと思います＾＾

 

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